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 短文記述問題を軸に、高校入試対策に必要な105のパターン問題の総復習を行います。
過去の公立高校入試に出題された記述問題約800題を、「現象を説明する問題」と「知識を記す問題」とに 分類し、それらを記述問題編と単元別問題編の2部構成で編集しました。
 
記述問題
 「現象を説明する問題」は、主に実験・観察の注意事項などを説明させる問題です。このパターンの問題は、単元の内容に依存することがなく、複数の単元に共通して出題されます。
《気圧による現象》
 定番の熱分解の実験の注意事項(中2)以外に、気体の性質(中1)や状態変化(中1)などによる気圧の変化を題材にした記述問題があります。これらは、“流体(液体や気体)が圧力の高い方から低い方へ向かって移動する”ことを記述するという共通点があります。天気の単元で、風が高気圧から低気圧に向かって吹くことも同じ現象です。
《対照実験》
 対照実験の意義を記述させる問題は、植物の呼吸と光合成の実験(中1)、消化の実験(中2)、分解者のはたらきの実験(中3)で出題されます。P4の例題に記した“記述のポイント”に沿って解答すれば、確実に得点できます。また、練習問題の1〜4で記述のコツを掴んだ後、目先を少し変えた5〜7の問題を演習することで、対照実験の記述問題の定着を図ります。
《実験・仕組み》
 記述問題の中には、正解を得るために必要な“キーワード”を含むものがあります。この単元では、そのキーワードを例題の中で穴埋めとして確認した上で、練習問題へ進みます。
 
単元別問題
 「知識を記す問題」は、例えば、『被子植物の特徴を書きなさい。』『火山岩はどのようにしてできたのか、書きなさい』のように、各単元固有の出題になります。したがって、これらの記述の練習には、予め単元の復習を行って学習内容を確認した上で、その仕上げとして記述問題を練習させることで、その単元の定着を図ることができます。
 なお、各単元の例題に付けられた1から105までのポイント番号は、実戦問題集と共通の番号になっていますので、当サイトからダウンロードできる確認テストがそのまま使えます。
《記述問題》
 先に述べたように、過去の公立高校入試に出題された記述問題約800題を、「現象を説明する問題」と「知識を記す問題」とに分類した後、「知識を記す問題」はさらに、中学で学習する14の単元に分類しました。記述問題がまったく出題されていない単元はありませんが、ほとんど出題されていない単元はいくつかあります。実戦コンプリートは、入試に必要な内容を短期間で仕上げることを目的としていますので、P12〜P15の「身近な物理現象」の単元のように、“記述問題”の項目がない単元もあります。過去に出題されたすべての記述問題を演習することは無理であり、無駄でもあります。入試における頻出問題を確実に解けるようにしておくことが大切です。ただし、P14のポイント5の(1)のように、比較的記述しやすいと思われる問題は、各単元の“ポイント”の中に組み込まれています。また、P18のポイント18の(1)のように、先の「現象を説明する問題」で扱った問題(P8の例題2)も、必要に応じて出題しています。
《計算問題》
 「電流とその利用」「化学変化と原子・分子」「運動とエネルギー」の単元では、少し難しい計算問題を扱っています。いずれも、入試でよく出る問題ではありませんが、プラスアルファの得点を狙う生徒には、是非、押さえておいてほしい問題を選んでいます。
 まず、「電流とその利用」では、電熱線で消費する電力と水の温度上昇に関する計算問題を扱っています。これは、電熱線で消費する電力と水の上昇温度が比例することを実験データから読み取り、それを利用する計算問題です。
 2つめの「化学変化と原子・分子」では、二酸化炭素を発生させる実験で質量保存の法則を扱う計算問題です。銅やマグネシウムなどの金属を空気中で加熱する実験では、空気中の酸素は無限にあると考えられるので、金属の質量を増やせば、生成する酸化物の質量も必ず増え、それら2つの物質の質量の間には、常に比例の関係が成り立ちます。ところが、一定量の塩酸に石灰石を加えて二酸化炭素を発生させる実験では、石灰石の質量と発生する二酸化炭素の量との間に成り立つ比例関係に限度があります。その限度を見きわめる力が試される計算問題になっています。その限度量が、1から4までは実験を行った数値の中にある問題で、5から7までは実験を行った数値の中にない問題になっています。
 3つめの「運動とエネルギー」では、エネルギー効率に関する計算問題です。この問題は、今まで、公立高校の入試問題では出題されたことはありません。しかし、これまで、指導要領が改訂されるたびに学習内容が削減されてきた中で、唯一、扱いが増やされてきたのが、エネルギーに関する内容です。また、かつて“g重”や“cal”など、力や熱の単元でそれぞれ独自の単位が使われてきたのが、“N”や“J”など、すべてエネルギーを連想させる単位に変えられてきたことや、昨今のエネルギーの有効利用が話題に上がる中で、このような計算問題が出題されても不思議ではないと思われます。ちなみに、3と4の水力発電の問題は、これまで大学入試(センター試験)でよく扱われていた問題ですが、2010年の鳥取県の公立入試問題では、ダムに貯めた水の位置エネルギーを計算させる問題が出題されています。
前半 
後半 
解答